養液の水質検査

 

アイティプランターの養液は1ヶ月に1度、洗浄することを推奨していますが、養液を注ぎ足している方も多いかと思います。また、養液が汚染されていないか気になる方も多いのではないでしょうか。そこで、アイティプランターの養液を水質検査に出して検査してもらいました。井戸水などの飲料水検査です。

検査に出した養液は、注ぎ足ししていたもので、植物の根の切れ端などで少し濁っていました。検査には、3本の容器に養液を入れて出しました。


1週間ほどで右の検査結果が届きました。

検査結果ですが、大腸菌などは検出されませんでした。硝酸態窒素が少し多いのは、ハイポネックスを入れているからです。有機物も、植物由来の有機物だと思われます。鉄及びその化合物もハイポネックスのものでしょう。この検査で気になるのは、一般細菌が非常に多く検出されたことです。もちろん、飲用には適していません。余った養液を飲まないようにしてください。どうしても飲みたい場合には、煮沸してからにしてください。


ところで、一般細菌という項目が気になったので調べました。

横浜市水道局のHPに、おふろの残り湯は何日使えるの? というQ&Aがありました。


Q. おふろの残り湯は何日使えるの?

 A. 一晩で、残り湯中の細菌数は、数千倍になります。お風呂の環境により異なるため「何日まで安全」というのは一概に言えませんが、細菌が増殖しやすい夏場は毎日交換することをおすすめします。

 水道局で行った実験では、入浴してから一晩おくことにより、風呂の残り湯中の細菌数は、数千倍に増えました。残り湯1ミリリットルあたりの細菌数は約100万、真夏には200万近くまで増殖していました。

アイティプランターの一般細菌の数は、翌日の風呂の残り湯とほぼ同じ程度の一般細菌数と言えるようです。一般細菌は、温度が高ければ指数関数的に増殖します。

お風呂の残り湯で、重度の感染症になったという例を聞いたことがありません。飲料水としては適してはいませんが、深刻な影響を与えるようなものではないと言えます。お風呂の残り湯を洗い流すようなものなので、もちろん、台所で洗浄しても問題ありません。

豆腐の漬け水の細菌数を調べた結果がありました。

アイティプランターの養液よりもたくさんの一般細菌を含んだ豆腐の漬け水があったようです。論外なことに大腸菌まで検出されたものがあったようです。



一般細菌はどこにでもいる菌で、多くの人が免疫をもっていると思います。危篤な症状になる人は少ないでしょう。


土壌栽培よりも水耕栽培の方が、一般細菌数は少ないですが、もともと、植物の根は細菌を通さないようにできているので、養液中の一般細菌が植物の中に入ることないので、ご安心ください。