SendComの使い方

 

sendComは、パソコンとアイティプランターの通信を行う、コマンドラインのアプリケーションです。プログラムは、libUSBを使ってC言語で書かれています。


1)sendComは、C:¥Program FIles¥itpManager¥com¥Winのフォルダーにあります。

sendCom.exeをダブルクリックすると起動します。



2)起動時にUSBに接続されているアイティプランターの台数が表示されます。コントロールするアイティプランターの番号を入力します。番号は1から始まります。SendComを起動すると、アイティプランターの内蔵時計がパソコンの時刻と同期します。パソコンの時刻は正しく設定しておいてください。




3)アイティプランターの情報が表示されます。パソコンでコントロールするために、先ず、’o’を入力します。OperationMode PCと表示されます。これをしないと、自動栽培プログラムが優先されて、入力したコマンドが無視されることになります。PCモードになったアイティプランターは、青色LEDが点灯します。青色LEDが点灯している間は、フロントスィッチからの操作ができなくなります。’p’と入力するとAUTOモードに戻ります。青色LEDが消灯して、フロントスィッチからの操作ができるようになります。




4)コマンド表に従って、コントロールします。

例)ランプのコントロール

‘L’を送ると、LAMP 1が返されます。ランプがON(点灯)になります。すでに点灯していた場合には何も起こりません。もう一度、’L’を送ると、LAMP 0が返され、ランプがOFF(消灯)になります。以後、’L’を送るたびに、ランプの状態が変化します。


5)複数のアイティプランターが接続されていて、途中で、別のアイティプランターをコントロールしたい場合には、’%’を入力します。すると、どのアイティプランターをコントロールするか聞いてくるので、2などの数値を入力します。その後は、コントロールするアイティプランターが変更されます。


6)‘quit’と入力すると終了します。



バージョンアップ

sendcom ver.1.4以降では、コマンドライン入力に対応しています。また、複数のアイティプランター制御にも対応しています。


sendcom.exeがコマンドライン入力に対応しました。また、複数のアイティプランター制御に対応しました。複数のアイティプランターに一度にコマンドを発行できます。


sendcom [planter number] [-e] [command]

Option

-eexecute command

-hpirnt help


// USBに接続されているアイティプランターの数を返す。

sendcom -e %

Command: %

ndevices  1


// USBに接続されているアイティプランター全ての温度を測定する

sendcom -e *A

// commandの前に*を付けます。


// 内蔵時計をPCのと同期する

sendcom -e ^^


コマンドラインでは、^だけでは受け付けられません。^^と入力します。


//

// 栽培プログラムの手動設定方法

//

ランプ点灯時間10時、消灯時間23時にしたい場合

f1

W0,600,780

とします。


f1は、ランプスケジュールは1つだけ設定するという意味です。

fとすると1が返され、正しく設定されたことが確認できます。


W0,600,780の意味は、ランプスケジュール0番には、600分/60=10時から、780分/60=13時間連続で点灯するという意味です。

W0とすると、W0,600,780が返され、正しく設定されたことが確認できます。


同様にポンプスケジュールは、

g1

X0,600


とすると、600分/60=10時にポンプが1回だけ動作します。ポンプの動作時間はU60とかで設定できます。U[秒]です。

1日4回ポンプを動作させるには、

g4

X0,600

X1,660

X2,720

X3,780

とすると10時、11時、12時、13時に動作します。


ランプの明るさは、

n1

Y0,600,90

とすると、10時に90%の明るさになります。


n2

Y0,600,90

Y1,660,10

とすると、10時に90%の明るさが、11時には10%の明るさになります。0%は消灯と同じです。


他に、

j600

とすると、ポンプのブースト時間が60秒になり、吐出量が増えます。


itpManagerも、この方法で栽培プログラムを設定しています。



//  注意

アイティプランターの記録保持メモリーは、書き換え回数が1万回と限られているので、1日1回、22時50分に書き換えが起こります。アイティプランターが24時間通電状態で使われる想定でそうなっています。

なので、ランプ点灯時間やポンプ動作時間を書き込んで、すぐに電源を引き抜くと、元に戻ってしまいます。

強制的に、不揮発性メモリーに書く場合には、¥RAMというコマンドを送ると、書き込みが起こり、電源を抜いても記録が保持されます。


sendcom -e ¥RAM